2007年12月7日金曜日

POW

ワラッ。以前にも紹介させてもらった OBEY AWARENESS プログラム。第2弾。"Guanatamo Prison"。キューバ東南部のグアンタナモ湾に位置するアメリカ海軍基地内にある収容所。「テロとの戦い」という口実で、ここには多くのアフガニスタンやイラクで拘束されたイスラム過激派テロ容疑者が収容されています。家族や弁護士との面会など外部との接触を一切絶たれ、国際法に基ずく被収容者の権利が無視されたまま、拷問や虐待が繰り返し行われている Guanatamo Prison。現在も、30カ国、数百人の被疑者が、起訴もされず、裁判を受けることのないまま収容され続けているようです。その多くは、アメリカのアフガン攻撃のさなかに捕えられた人々ですが、中には「テロ」とは何ら関係のない無実の人も多数含まれているそうです。ブッシュ政権は「テロとの戦い」のもと、グアンタナモ収容施設や軍事法廷、そして囚人の秘密移送の正当性を主張。しかし国際的に、またアメリカ内においても、人権や被収容者の基本的権利をないがしろにした政策への批判は確実に高まっています。拷問や虐待の疑い、外部とのコミュニケーションの遮断、裁判を受ける権利も拒否されたままの隔離収容。"Witness Against Torture" は、非暴力的行動のもと、このような米当局による人権侵害を摘発し、こういった環境を廃止するために活動している団体。OBEY x Witness Against Torture。わーど。"N"