2007年12月7日金曜日

POW

ワラッ。以前にも紹介させてもらった OBEY AWARENESS プログラム。第2弾。"Guanatamo Prison"。キューバ東南部のグアンタナモ湾に位置するアメリカ海軍基地内にある収容所。「テロとの戦い」という口実で、ここには多くのアフガニスタンやイラクで拘束されたイスラム過激派テロ容疑者が収容されています。家族や弁護士との面会など外部との接触を一切絶たれ、国際法に基ずく被収容者の権利が無視されたまま、拷問や虐待が繰り返し行われている Guanatamo Prison。現在も、30カ国、数百人の被疑者が、起訴もされず、裁判を受けることのないまま収容され続けているようです。その多くは、アメリカのアフガン攻撃のさなかに捕えられた人々ですが、中には「テロ」とは何ら関係のない無実の人も多数含まれているそうです。ブッシュ政権は「テロとの戦い」のもと、グアンタナモ収容施設や軍事法廷、そして囚人の秘密移送の正当性を主張。しかし国際的に、またアメリカ内においても、人権や被収容者の基本的権利をないがしろにした政策への批判は確実に高まっています。拷問や虐待の疑い、外部とのコミュニケーションの遮断、裁判を受ける権利も拒否されたままの隔離収容。"Witness Against Torture" は、非暴力的行動のもと、このような米当局による人権侵害を摘発し、こういった環境を廃止するために活動している団体。OBEY x Witness Against Torture。わーど。"N"

2007年11月27日火曜日

SWINDLE: SECOND ANNUAL ICONS ISSUE

以前のブログでも少し紹介させてもらった "SWINDLE MAGAZINE"。最新号が発売になりました。"SWINDLE" は OBEY の Shepard が Creative Director を努め、エディターの Roger Gastman と立ち上げた雑誌。年4回、ニューススタンド用のソフトカバー版と、高級紙を使って印刷も丁寧なハードカバー版の2種類を発行しています。今回の "Second Annual Icons" 号も、近年の象徴的人物にスポットを当てたインタヴューと写真が満載。表紙 & 特集は "Blondie" のヴォーカリスト Deborah Harry と、俳優の中の俳優 Steve Buscemi 。いや〜 Steve Buscemi は最高ですよね〜。俺も大好き。仲間と映画の話になると真っ先に名前が挙がるあの名脇役ぶりにみんなやられてます。「 Reservoir Dogsでさ〜」とか、「 King of New York で〜」、「The Big Lebowski で〜」なんてな感じで盛り上がちゃって切りないんだもの。「 Art School Confidential 見た?」とか。その他にも、Neil Armstrong と共にアポロ11号の月面着陸に際して人類初の月面歩行を行った Buzz Aldrin や、'60年代後半から現在に至るまで錚々たる顔ぶれのミュージシャンを撮り続けてきた伝説のフォトグラファー Mick RockDavid LynchTakashi MurakamiDaryl Hannah など。
音楽やアート・シーンをくまなく網羅し、グラフィカルで、折衷主義で、反体制的なスタンスでお届けする "SWINDLE" 。全国の洋書取扱店やネットショップでも入手できるので、機会があったらゼヒご覧になって下さい。ペ〜イス! "N"

2007年11月23日金曜日

THANKSGIVING

Wuz good マイ ぴ〜ぷる? "N" in the ヒザ〜ウス!...いや〜ブログ...なかなかコマメにアップデートできないもんですね...。慣れ?ですかね、こういうのって。習慣にしないとダメですね...。久々なんで情報いっぱいです。まずは、先月の London での "Nineteeneightyphoria" も好評だったShepard 師範。ネクスト・ソロ・ショーは彼の住む Los Angeles はMerry Karnowsky Gallery にて。"Imperfect Union"と題されたこのショーは全て新しい作品でお届けするとのことで、現在創作まっただ中です。特に最近の Shep の特大作品はすげ〜インパクトで、まさに "GIANT"。Posse unstoppable!


ここのところOBEYではコラボ・ワークも盛りだくさん。まずは Adidas の "Ali Values" プロジェクト。"Ali Values" とはモハメド・アリ・センターが掲げる「モハメド・アリの栄光と信念を通じて『人を尊い、信じ、希望を持つことが理想の自分に辿り着ける道である』ことを後世に伝える」という理念。今回のコラボでは、6人のアーティストが一人一つアリを導いてきた「信念」をモチーフにデザインを担当。

RESPECT (尊敬): LEROY NEIMAN
CONFIDENCE (自信): CEY ADAMS
DEDICATION (専心): ERIC BAILEY
GIVING (寛大): HVW8
SPIRITUALITY (精神): USUGROW
CONVICTION (確信): SHEPARD FAIREY/ OBEY

7月から各モデルごと月別に展開されているこのシリーズ。"CONVICTION" は12月に Adidas Originals で発売になります。


Rock the Casbah!! OBEYのライフスタイルにも多大な影響を与えてくれた "The Clash"。そのフロントマンでもある Joe Strummer が 愛用していたギター、'66年式の "Telecaster" を Fender が復刻。長年に渡って重ねられた使用感を再現したこの Telecaster、初回生産分には限定で OBEY デザインのステッカーやステンシルが付属、自らカスタマイズできちゃいます! 
I fought the law and the...law won...。挫けずにがんばります。


ロックバンドの草分け的存在で、あらゆる世代に影響を与えている "Led Zeppelin"。ロックの殿堂入りも果たしている彼らの輝かしいキャリアを彩るベスト・アルバム "MOTHERSHIP" が 11/14 にリリースされました。 Jimmy Page、Robert Plant、John Paul Jones の選曲によって、今までの8枚のスタジオ・アルバムから、時代を超えて愛されている数々の名曲が惜しみなく収録されています。アルバムのパッケージングは全てOBEYによるアートワーク。まずはガンガン聴いて、落ち着いたところでジャケなどのヴィジュアルもご覧になって下さい 。プロモ!


メジャーリーグの公式キャップとしてイマサラ説明不要の "New Era"。ストリートでもド定番としてホーミーズ&ホームガールズにはお馴染みですよね。私、"N"も、名前のイニシャルが「N.Y.」なので、ヤンキーズやメッツものは常にコマメにチェックしてます。まずはお店やネットで peep、イルなカラーやニュー・シットが出てたら迷わず keep。本来のスポーティーな展開はもちろん、様々なブランドとのコラボレートも好評な "Originators of the True Fitted (TM)"。OBEYバージョンもサンプル・アップしました。個人的には、 New Era 史上最も "アホ" であろうデザイン「Party Shades」(サングラスの刺繍のやつ) がどんな反響を得るかが気になるところです。来年発売予定。ご興味のある方はOBEY正規取扱店でまず peep、んで気に入ってもらえたら keep。わーど。さんくす for リーディング。ワン!

2007年10月8日月曜日

BIKE PUNX!

YO! POSSE!! 調子はど〜だぁい! "T"a.k.a."P"っすよ〜
最近やっと秋を感じるようになりましたわ〜 朝晩気持ちいいし...特にニオイとか... そんな秋晴れの日は朝からチャリで公園へ行きダラーっと。そして14時頃からビール... 自転車は気持ちいい!ボーっとして無で走れる!

そんな自転車!ヤッバイSHIT!ができちゃった!!



BLACK! BLACK! BLAAAACK!!

どぉこれっ!
OBEY x FUJI Track Bike (EDITION OF 300)
sizes: 52/54/56/58/60
crank: Miche Primato 48T
saddle: Brooks Swift genuine leather   ....ぉおお!!

2007年9月28日金曜日

SPRING '08 TRADE SHOWS


9月後半は恒例の展示会シーズンです。来春に発売する商品のサンプルをお客さんに見てもらうため、横浜と中目黒で開催された二つの合同展に参加しました。こう言った合同展では、お客さんに新ラインをお見せし、コミュニケーションをとる本来の目的以外にも、他ブランドの方々と情報をエクスチェンジしたり、会場内に設置されたミニランプで軽く滑ってみたり、関係者や友人などがブースに遊びに来てくれたりして、ちょっとしたお祭り気分です。終わる頃には結構ぐったりしてしまうのですが、いつもとは違う雰囲気の中で仕事ができて楽しかったです。中目の展示会 "AGENDA" では、アメリカ本社同士も仲の良い "FRESHJIVE" がお隣に、その他にも "SEVENTH LETTER CREW"や "STAPLE DESIGN"など、個人的にも好きな、交流のあるブランドが出展されてました。横浜の方も"VON ZIPPER" の販売代理店を努める先輩方と久しぶりに再会できたり、"MIXWELL/ TWELVE"クルーがDJブースを設置しロッキンITしてました。

展示会以外の日も、青山のブルーノートに招待してもらい BOB JAMES BAND featuring ROB SWIFTのライブを観れたり、CLASSICSのイベントに入れてもらい TONY TOUCHに会ったり(グッドLOOKIN'、SEEN)、恵比寿の東京都写真美術館ホールにマザー・テレサの没後十周年記念ドキュメンタリー映画を観にいったり (感動...) 、え〜と、あとなんだっけな...あ、少年の頃住んでいたアメリカ時代の友人が来日したりして (15年ぶりに再会!)、個人的にもすごく充実した2週間でした!

展示会にご来場頂いたみなさま、そしていつも良くしてくれる友達のみんな、ありがとう!! 
ペイス! "N"

2007年9月15日土曜日

PHILOSOPHY 'ZINE


オラ〜, アミーゴス&アミーガス昨日バディーの "FSV" と OBEY JAPAN の「若」こと "T" a.k.a. "P" とバッティングセンターに行ったので、今日起きたらマッド筋肉痛。指の付け根も筋肉痛になるって知ってました?十数年ぶりに行ったバッティングセンター、自分の中では BB ばりにカキ〜ンと飛ばしまくってやるイメージだったんですが、やればやるほど打てなくなる集中力のなさ...結局ほとんど隣接されたゲームセンターで遊んでました。ゲームセンターも俺にとっては十数年ぶりだったので色々やってみました。とくに「グラスでドンピシャ」。「あちらの方から...」的なドリンクの入ったグラスをかわいこちゃんのいるターゲットゾーンまでスライドさせるゲームなんですが、これが簡単そうで全然できないんですよ。次から次へと100円を投入したにも関わらず、景品ゲットならず...ゲームもだめ、バッティングもだめ...WHAT A ルーザー。でも一つだけ才能を開花(?)したゲームがあったんすよ。スケートボードのデッキみたいなのの上に乗ってバランスとるやつ。20数秒間乗り続けてAランク!「モテモテスポーツマン」だってよ!スケートしてて良かった〜(笑)。

そんなスケートボードネタ(?)から無理矢理なフリになりますが、今週「PHILOSOPHY 'ZINE」の最終号が配布されました。PHILOSOPHY 'ZINEとは、WTAPS のデザイナーで青山のセレクトショップ「BLACK FLAG」をディレクションする西山徹 (TET) 氏が編集長を努めるフリーペーパー。NEIGHBORHOOD が不定期的に発行しているヤバい雑誌なのですが、惜しまれつつも今回が最終号なんです。そんな最終号に広告入稿のお誘いを頂き、去年 OBEY JAPAN を発足して以来、始めて日本の雑誌媒体に広告を出しました。ストリートでの活動やアートショー"WORD OF MOUTH" に重点を置いたマーケッティング(?)を行っている弊社では今までもほとんど雑誌等に広告を出したことがありません。しいて言えば SHEPARD が自らクリエイティヴ・ディレクターを努め、発行している「SWINDLE MAGAZINE」ぐらいで。それも「広告」と言うよりは、グラフィックやアートワークなどを紹介する、雑誌のコンテンツの一部と考えています。そんな OBEY が今回 PHILOSOPHY 'ZINE に AD を出させて頂いた理由は読んでもらえればわかると思います。その中で表現されていることは正に "PHILOSOPHY" と言う名に相応しい。NEIGHBORHOOD TOKYO, BLACK FLAG, HOODS各店を始め、青山ブックセンター各店、TOWER RECORS渋谷店や世界中のセレクトショップ等に配布されている PHILOSOPHY 'ZINE、是非ご覧になって下さい。ではまた。ぺいす!"N"


2007年9月12日水曜日

HOPE CAMPAIGN

さっぷ、ィヨ〜。OBEY JAPANの"N"です。秋がコーナーを回ってきましたね。夏が終わると永遠に眠りについてしまいたくなるのは俺だけでしょうか (笑) ? 最近毎日だし。あ〜また来年まで夏とはお別れだな...メランコリー...。でもドンSLEEP 。はまた来る!気分を切り替えライズABOVE!

初ブログ投稿です。ブログの設定は以前からしてたんですが、ログイン時のパスワードを忘れてしまったり、イマイチやり方がわからなかったり、載っけようかな〜ってネタがあっても写真を全然撮ってなかったりして、ちょっとのびのびた...。でも今晩からスタートです。LET'Sどぅ〜THIS!

記念すべき初ブログは"HOPE CAMPAIGN"。みなさんはスーダンで起きているダルフール紛争のことをご存知ですか?俺はアメリカ本社の"OBEY AWARENESS"プログラム(今年のHOLIDAYラインからスタート)の発足準備以前は全然知りませんでした。日本ではあんまり報道されてないみたいだし、そこそここう言ったことには関心を持っていると思っていたのにこれっぽっちも知りませんでした。でもこれがきっかけで、アメリカOBEYに教えてもらった情報と加え、自分なりにリサーチしたりしてます。WHAT'S GOING ON? ちょこっとイントロ的に説明させてもらいますと:

ダルフール紛争はスーダン西部ダルフール地方で現在進行中の民族浄化です。民族浄化とは、複数の民族が共存する地域において一つの多数派民族集団が少数派民族集団を大量虐殺によって抑圧する行為なんですが、2003年以来、45万という村人がスーダン政府が支持するジャンジャウィードと呼ばれる民兵組織に殺害され、略奪に遭い、レイプされ、およそ160万人の住民が国内避難民となっている現在のダルフールの状況を、国連は「世界最悪レベルの人道危機」とし、警告を発しているそうです。で〜ぁむ...THAT'S ふぁっくたっぷ...。音楽やアートを通じ、現在のダルフールの状況をもっと人々に知ってもらおうとすることや、紛争の被害から生き残れた人たちの社会復帰をサポートする"HOPE CAMPAIGN"。OBEYでは"HOPE CAMPAIGN"とともにTシャツを制作し(DESIGNED BY SHEPARD), これらの売り上げは世界各国の人権を守るために活動しているNPO団体"GLOBAL GRASSROOTS"に寄付します。わーど。関心をもった方は自分でも調べてみて下さいね。ネットには日本語のサイトも多数ありました。ちなみに写真はOBEY "HOPE CAMPAIGN" TシャツをロックしてロックしているCOMMON。ぐっどLOOKIN'アウト。こんな感じでOBEY JAPANブログ、じょじょにニュー情報や俺らの周りでおきていることをポストしていきますので、これからもよろしく。ぺいす!